通院記録

【通院記録-3】治まらない皮疹は薬疹か?【成人スチル病】

2023年3月7日

【通院記録-3】治まらない皮疹は薬疹か?【成人スチル病】
せんつぶ
せんつぶ

ステロイド(プレドニン錠)
20mgを服用して3週間経ちました。

今回は担当医師に若干の不信感を抱きつつ受診。
皮疹の痒みが引くどころか、蕁麻疹は広がっちゃうし
痒みは強くなって相変わらず寝れないしで

何というか・・・ちょっと!大丈夫??この病院!
・・・みたいな気持ちで通院しています(;´・ω・)

ブログをお読みになるにあたりご理解ください

成人スチル病は人それぞれ症状が違いますのでご自身やお知り合いの症状と比較し一喜一憂しないようにしてくださいね^^

あくまで参考と捉えて情報を上手に取捨選択しましょう。

成人スチル病 ピンクサーモン疹がさらに広がった先週の体調や症状

広範囲に広がってきた皮疹。

関節の痛みはないけれど、塗り薬もステロイドも効かず新たな皮疹が出て痒みが強い状態が続きました。

今回の検査の流れ

  • 採血
  • 内科・内診
  • 皮膚科
  • 採血(薬剤アレルギー検査用)
  • 内科

下記で詳しくお伝えしますね。

なんとかこの通院日の時には血便やお腹の痛みはなくなりました。

熱や関節痛・喉の痛みは治まったものの
・蕁麻疹はデコルテから広がって胸の上から肩まで
・前側脇腹から背中に蕁麻疹が繋がり
・両腕とも肩から手の甲・指まで広がっていました。

ゆっくり寝れるかも・・・
なんていう淡い期待は夢のように消え
毎日毎日痒さに耐える日々でした。

成人スチル病 血液検査の結果

検査項目名今回の結果
WBC191
AST/ALT11/12
CRP0.73
フェリチン67.4
今回の血液検査数値
検査項目名前回の結果
WBC165
AST/ALT13/16
CRP0.43
フェリチン107.5
先週の血液検査数値
医師
医師

血液検査だけど、数値は安定してるね。
白血球の数値が高いのはステロイドの副作用だから問題なし。
フェリチン値も下がってるから問題ないんだけど
皮膚のかゆみと症状なんだよね。

先生はわたしの痒みと皮疹の状態をみて
薬疹かもしれないから皮膚科で一度見てもらって、
その結果を聞いてから
今現在服用している薬を削ってみるということで

皮膚科へ向かいました。

皮膚科 皮疹が塗り薬による薬疹かどうか診察

なんとなく予想はしていたけど、
またもやスッポンポンになって皮疹の写真を撮る。
(誤解のないようにお伝えしますが、皮膚科の医師はしっかり私に撮影許可をしています)

成人スチル病が珍しいのか(珍しいんだけど…)
2~3人の皮膚科の医師にマジマジと皮疹部分を見られ
あーでもない、こーでもない と医師同士で話をしている。

別にそれは構わないけど・・・
患者を裸にしたまま話すのは止めていただきたい(;´・ω・)

皮膚科医師の見解 以前と少し皮疹の出方が変わったように見える

先生達の話だと
「やっぱりコレって成人スチル病の発疹だよね。
なんか前と少し発疹の種類っていうか出方が変わったよね。
もし薬疹なら皮膚がかぶれたり
ただれたりするけど、どこにも見当たらない。

せんつぶ
せんつぶ

薬疹ではないなら、
どうしてこんなに痒いんでしょう・・・?
塗り薬を塗っても痒いんですよ?

ステロイド 内服薬で成人スチル病を抑えられていない可能性

塗り薬を塗って痒く感じるのは
内服薬のステロイドがスチル病を抑えきれてない
から痒いんです。

皮膚科
皮膚科
皮膚科
皮膚科

今飲んでいるステロイド20mgで抑えられないとなると
30mgに変えて入院ということもあります。

え、担当医師からは皮膚科の塗り薬が薬疹の可能性があると言われ・・・

皮膚科は皮膚科で「内科で処方された薬に原因がある」と言っているようにみえる・・・

せんつぶ
せんつぶ

(心の声)・・・どゆこと?
どっちのせいとか
どうでもいいんですよ。
痒いの早く止めてくれ。

成人スチル病は薬のアレルギーに敏感 薬剤アレルギー検査をする

皮膚科の先生から1つ提案されました。
処方されている薬だけでなく、成人スチル病は薬のアレルギーに敏感になるそうなのです。

皮膚科
皮膚科

一度、採血していますが
確認したらもう血液が残っていないということです。

申し訳ありませんが、
再度血液を採取させてくださいね。

処方箋は内科と相談して変更させて頂きます。

ということで、もう一度採血し
薬のアレルギー検査をすることになり結果は次週分かるとのこと。

皮膚科から直接担当医師に内線で「塗り薬での薬疹は考えにくい」旨を伝えていました。

皮膚科の診察は終わり、再び内科に戻ります。

ステロイドの種類を変更 皮疹を様子見

内科に戻ったわたしに担当医師は間髪入れずこう言いました。

ね!
そういうこと!
本当にね、薬疹かどうかって判断が難しいんですよ。

医師
医師

・・・あ、はい。

当時のわたしは成人スチル病がどういう病気か分かっていなかったし
先週の状態で不信感も強かったので
「・・・で、痒いの何とかできんの??」
っていう感じだったんですよね(;´・ω・)

医師
医師

今のステロイド(プレドニン)で
皮膚に症状が出てるので
ステロイドの種類を変えます。

やめる薬と変更した薬

  • ロキソニン(痛み・解熱)→ やめる
  • トラネキサム酸(炎症やアレルギーを抑える)→ やめる
  • ルパフィン錠(かゆみを抑える)→ 継続
  • ランソプラゾールOD錠(胃薬)→ ファモチジンOD錠(胃薬)へ変更
  • プレドニン錠20mg(ステロイド)→ メドロール錠16mg(ステロイド・炎症やアレルギーを抑える)
  • アレンドロン酸錠(骨粗しょう症予防するための薬)→ 一時的に中止
  • カロナール錠→ 頓服(解熱用)

プレドニン20mgからメロドール16mgになったのは
プレドニンよりメロドールのほうが強い作用があるからのようです。

皮疹を抑えるため、メロドールへ変更することになりました。

医師
医師

少しきつめのやつだけど、
ズルズル長く飲むと副作用がでます。

これで症状が変わらない場合
アクテムラという生物学的製剤に治療法を変えて
一気に改善させます。

もし薬を変えたことで熱や身体が痛くなった場合のために頓服の解熱剤も出されました。

今回処方された薬

処方箋

  • ルパフィン錠(かゆみを抑える)
  • メドロール錠16mg(ステロイド・炎症やアレルギーを抑える)
  • ファモチジンOD錠(胃薬)
  • カロナール錠(熱や痛みを和らげる)
    ----------------------------------------
  • 混合薬(ステロイド塗り薬/身体用)

・・・なんだろう?
成人スチル病ってそんなに治りにくい病気なのか・・・?

なぜ、先生たちは「断定」「断言」出来ないんだろう。


そんな疑問を持ちながら頭の中は療養よりも
転居の為の準備や引越しのことに切り替わっていて
その時のわたしは
自分の身体のことを考える余裕がわたしにはありませんでした。



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