日常生活

成人発症スチル病 ― 髪は染めて大丈夫なの? ―

2023年11月25日

成人発症スチル病 ― 髪は染めて大丈夫なの? ―

せんつぶ です。
40代後半のわたしですが、昔から若白髪で悩んでいました。

美容院で染めたり、
家で染めたりすることもあります。(自分で染めると美容師に怒られるけど)

成人スチル病になってから
症状が落ち着くまでとおもい
髪を染めることを控えていたんですよ。

ですがその後、再燃し
アクテムラを打つことになり
長めにかかる施術の美容院は行かないようにしました。

外出する機会も減っていたので
髪を染めなくてもいいかな~と
軽い気持ちで思っていましたが、

そういう問題ではないことに気がつきました。

年齢関係なく
女性ですからね。
ムーンフェイスだって気にならないわけじゃない。

人にどう思われるかではなく
私自身が。
自分の気持ちが。
鏡をみて白髪ばかりの自分の姿に気持ちが沈む。

白髪が見えるだけで
買い物に行くのも躊躇したり
外出するのも
通院することも萎えてしまう。

この気持ちをご理解いただける方もいらっしゃるとおもいます。

さすがに我慢の限界で
皮膚科の先生に市販のヘアカラーを使用していいのか聞いてみました。

成人スチル病 髪を染めても大丈夫ですか?

皮膚科
皮膚科

市販の髪染めを使用する場合は必ずパッチテストをしてください。

異常が出なかったら染めても大丈夫です。


ということで、実際にわたしが染めてみましたよ^^

でも、最初は薬疹が出るかも・・・
そうおもうと怖くて
ヘアカラーすることを悩みました。

せんつぶ が市販のヘアカラーをした際の注意点

・発病して半年後にヘアカラーを挑戦してみました。

・成人スチル病の症状が、デコルテに赤く皮疹が出ていて痒みがない状態でヘアカラーをしました。

・パッチテストをやって皮膚に異常がないことを確認し個人の責任でヘアカラーをしました。

詳しくお伝えしますね^^

発病後のヘアカラーした時の身体の状態

半年後の皮疹の症状は下記の健康管理表の図でご確認ください。

アクテムラとステロイド16mgを服用。
皮疹の症状がまだデコルテに赤みが残っている状態です。

・熱なし
・体の痛みなし
・皮膚の痒みなし

ヘアカラーの種類

ヘアカラーの種類やメーカーは
ここに書くのを控えさせていただきますが

薬局などで売られている800円~1400円のヘアカラー剤です。

美容院に行くことも当時考えましたが

成人スチル病という特殊な難病なのと
何かあったときに誰が責任取るの?というのと
美容師に説明するのが面倒で・・・

やめました。

症状や体調が落ち着いたら
美容院に行ってみようと思っています。

パッチテストは体のどの場所でやったのか

パッチテストは二の腕の内側
プニプニしているやわらかい二の腕でテストしましたよ^^

一番最初は、本当にすべてが不安しかなかったんですよね。

パッチテストも怖かったです。
でもやってみないことには分からないことだったし
再燃後の服用している薬をみても
これ以上身体の異常は出ないと思っていました。

パッチテストの時間は30分ほど放置し
皮膚に異常があるか、
他の部位に皮疹のようなものがあるのか
頭痛や吐き気、かゆみが出ているのか

色んなことを確認しました。

そして自己判断・自己責任の下
ヘアカラーをしました。

さいごに

ヘアカラーをして良かった点

ヘアカラーをしたことで
通院やお買い物も気にせず行けるし、
鏡をみて気持ちが萎えることもなくなりました^^

日々生きていると
身体も心も 感情だって
上向きになったり下向きになったり

一定であることはまずありませんよね^^

そしてそれは
毎日のほんのちょっとしたことで
揺れ動いていくもの。

わたしは、そういう小さな気持ちや感情の動きを大切にするようにしています。

気持ちが萎えてしまったことは悲しいことではないのですよ^^

気持ちが萎えるってことは
「病気でも身だしなみをしていたい」
「少しでもキレイな自分でいたい」
「普段とは少し違う自分になりたい(綺麗にして気分転換したい)」

そういう感情や想いが『萎える気持ちの中』にあるんです。

だから、悲しいことにフォーカスしないで
【原点】にフォーカスする。

そして、そこに気が付いて
「じゃあどうしていこうか?」と考え、

自分が出来ることをしていくという行動が大事なのです。

ヘアカラーの注意点として

まずお伝えしたいのは、
成人スチル病の皮疹や症状が強いときは刺激が強い薬品は避けてほしいということです。

そして、ヘアカラーをする際はパッチテストをし自己判断と自己責任でヘアカラーしてくださいね。
もしくは、行きつけの美容院があれば
相談してみてもいいと思います。

では、また^^

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